広汎性発達障害の特別児童扶養手当を知っていますか?
特別児童扶養手当を受けるようになって、6年目になります。
この手当を知らない人も多いのではないでしょうか?
実は私も誰かから教えてもらったわけではありません。
主人が利用できる国の支援は最大限にお願いしたいと、ネットで調べた結果この手当に行きつきました。
この手当があるおかげで、親の心にも余裕がうまれ、子供にも手厚い支援ができていると実感しています。
広汎性発達障害の特別児童扶養手当は地域の自治体によっての大きな差がある
私とは違う地域に住む友達の話ですが、自閉症の子を女手一つで育てています。
その友達もこの特別児童扶養手当を知りませんでした。
国の支援は医療の支援にも言える事ですが、自治体や医療機関側からこの支援を利用しないかと提案されることはめったにありません。
こちら側から聞いた時に初めて教えてもらえることが多かったです。
私から教えられた友達はとても喜び、すぐに手続きに行ったそうですが、肩を落として帰ってきました。
友達の地域ではIQの数値も関係していると言われ、手当は受けられないと言われたのです。
私の地域ではIQは関係ないし、症状的にも友達のお子さんは受けれるはず。
それなのに地域によって、こうも差があるのかと愕然としました。
我が子を育ててきて思う事は全てにまつわる支援が、地域によって、学校よって、差が大きすぎる事です。
本来はある程度統一されねばならないことですし、それによって子供たちの成長に大きな影響が出ることももっと国には知ってほしいと強く思います。
その後友達は諦めず、特別児童扶養手当を勉強して市役所へ出向き、新たな担当の方に子供の状態を伝えたところ、手当の対象になることが認められました。
担当者によって左右されることが多いのも実情です。
もし同じような経験をされた方がいれば、ぜひ諦めずにもう一度足を運ぶのも一つかと思います。
親と子どもの生活をサポート
息子は2級の判定がおり、月額34,300円を支給されています。
今はほぼ不登校ですので、それに代わるフリースクールに通ったり、給食を食べないので毎日の昼食代、障害から来る特性のこだわりに合わせるための出費、暴れて物を壊してしまう、など何かとお金が必要です。
そして子供の成長と共に、私も働きに出たいと思っていましたが、不安定な息子を置いては働きにも出れません。
そういった環境の中で、この手当は子供だけではなく親の心の大きなサポートになっているとも言えるでしょう。
まとめ
特別児童扶養手当の他にも、自治体によって受ける事ができる支援があります。
私もその時の状況に合わせて、利用できる支援を最大限に活用させていただきました。
その結果、子供の毎日の生活に彩りが生まれ、健やかな日常になる日が増えたように思います。
これを機に気になることがあれば、お気軽に自治体へ問い合わせをしてみてはいかがでしょうか?
必要な人に、必要な支援が届くことが私の願いです。
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