空気が読めないと職場で困ることは?
職場の中には必ずと言って空気が読めない方はいますよね?
これは職場に限らず、学校もそうですし、どの組織にもいます。
ある説では「発達障害系」の方々は日本人の8%前後はその傾向であると言われています。
今回は空気が読めないなど、発達傾向のある方への対処法についてお伝えします。
発達障害系の空気が読めない方々の職場での傾向!
空気が読めないと一般的に言われる発達障害。
一般的に発達障害のある方の傾向は以下です。
・相手目線になれない
自分の視点中心に考えてしまうなど
・思ったことを言ってしまう
多動性、衝動性があり、思ったことをすぐに言ってしまうなど
・ミスが多い
注意欠陥があり、安易に考えてしまうなど
・言葉の意味が理解できない
コミュニケーションが苦手で、長い文脈や行間を読むことができないなど
・急な予定の変更ができない
規則性に安心し、突発的なものを嫌うなど
・優先順位が分からない
仕事を何から始めればいいのか、わからなくなってしまうなど
・興味関心に偏りがある
興味のない物事には携わらないなど
・同時に二つのことができない
一つのことしか見えなくなってしまう
などなど
このような方、職場におりませんか?
必ず1人はいますよね。
いわゆ空気が読めない人です。
空気って、そもそも誰の空気?
一方、「空気が読めない」という側の人にも問題があるケースもあります。
例えばですが、ある職場にアフリカ人が急に赴任したとします。
日本語も、日本の慣習も、日本の独特な風習も、理解していないとします。
彼は「空気が読めない」ことは当たり前ですよね。
もしそのような外国人を受け入れることができない職場の場合、「空気が読めない」という職場自体の「空気」に問題があるケースもあります。
その「空気」は誰の「空気」ですか?
つまり、一つの価値観を強く押し付けてしまうことを「空気」と表現するケースも少なくありません。
あるブラック企業は発達障害の有無を一定量把握できるチェックリストを実施して、特定の価値観の合わない社員をあぶり出し、部署異動の理由に使うというケースもあると聞きます。
まとめ
一般的に発達障害の方は空気が読めないと言われています。
しかし、「空気が読めない」方が多い職場の場合、そもそもその職場の「空気」自体に問題があるケースもあります。
その「空気が読めない」方々を理解し、配慮することで思った以上に能力を発揮するケースもあります。
「空気の読めない人」を排除するのではなく、逆に理解しようとする視点、包み込むことが「良い空気」となる原点ではないでしょうか。
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